2021年EURESYSの業績:

Product / 02.2022


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当社は、拡大し続けるコンピュータービジョン産業の波に乗り、著しく成長することができました。 

健康問題とそれを要因とする経済的不確実性により、半導体サプライチェーンに混乱が見られたものの、Euresysは目覚ましい成果を上げており、2021年の総売上高は29%増で、2,030万ユーロに達しました。これは、アジアで32%、アメリカで10%、EMEA32%の成長を表しています。 

マシンビジョン産業のオブザーバーは、向こう46年間で同産業が年間7%増加することに同意しているようです。マシンビジョン産業は、現在では従来と呼ばれるようになったハンドリングと分類向けの検査、認識、およびロボットガイダンスの機能から始まりました。こういった活動は以前よりもさらに多くの産業とアプリケーションで汎用化されましたが、高速/高解像度カメラ組み込みエッジ計算ディープラーニング/人工知能(AI分散型および多次元検査といった最近の技術的発展により、生命科学、医療、娯楽・スポーツ、および銀行や販売といった多様なセクターにおいて、製造を超えた新たな機能が生まれています。 

この流れにおいて、パンデミックの困難な状況や半導体サプライチェーンへの世界的な影響にもかかわらず、Euresysは多様な製品(フレームグラバー、マシンビジョンソフトウェア、および子会社であるSensor to Imageが提供するIPコア)を創出し、予測される在庫に賢明な投資を行うことで積極的に対応してきました。 

これらのトレンドに合わせ、より多くのカメラメーカー向けにCoaXPress-over-Fiber互換性を提供するための拡張、新しい3DEasy3DMatch)およびディープラーニング/AIEasyLocate)マシンビジョンライブラリ、 LinuxへのeVisionマシンビジョンライブラリの移植といった、新たな製品の発表によって革新を続けています。 

また、中国で2目となる新オフィスを深センに開設し、お客様と代理店様向けの現地サポートを改善しながら、急成長中のPVOLEDスクリーン、電池フィルム製造向けの品質検査といった新しい市場にも足を踏み入れています。 

サプライへの圧力(価格とリードタイム)が増大し続ける中、緩和が予測されている2022年下半期までは、Euresysは、新しいサードパーティサプライヤーを追加し、より多くのセカンドコンポーネントを活用できるように既存の製品を再設計することで、調達を多様化し続けます。 

最後に、新施設に移転してから2年が経過しましたが、Euresysはすでに、隣接する不動産の権利を取得することで、さらなる拡大を計画しています。新たな不動産獲得により敷地が78%拡大され、より長期的な成長が可能になります。エネルギー転換に対応し、既存の施設にはその消費量を部分的に相殺するように150平方メートルの太陽光発電パネルが設置されています。この電力は、駐車場に設置された16台のEV充電ステーションで利用しています。