MIPI CSI-2 Receiver IP Core

MIPI CSI-2イメージャ用IPコア

概要
  • MIPI CSI-2レシーバと復号ブロック
  • 構成可能なMIPIレーン数
  • AMD D-PHY IPを使用
  • 迅速な開発を可能にする実用的なリファレンスデザインとして提供



比較 販売店


Sensor to Image製品
Sensor to Image製品


ブロックダイアグラム
ブロックダイアグラム

コアは主に5つの部分から構成されています。パケットエンジンが組み合わされたレーン管理でパラレルバイトレーンが受信されると、制御情報が抽出され、レーンのアライメントとバイトのリオーダーの実装が行われた後、最後にアライメントされたペイロードバイトストリームが提供されます。ピクセルアンパッカーにより、これらのバイトストリームからピクセルデータ型が抽出されます。ピクセルストリームは出力ピクセルクロック調整によって出力クロックドメインに変換されます。制御インターフェイスには、AXI4-Liteスレーブインターフェイスを使用してCPUからアクセスできるコントロール/ステータスレジスタのセットが含まれています。


MIPI CSI-2 インターフェイスボードを装備したMVDK
MIPI CSI-2 インターフェイスボードを装備したMVDK


MIPI CSI-2 IPコアの説明

MIPIインターフェイス搭載のイメージセンサーは、携帯電話だけでなく、産業用や車載用アプリケーションでも使用されている。これらのアプリケーションでは、制御や更なる処理にFPGAが必要となることがよくあります。このIPは、さまざまなベンダーのMIPIセンサーをFPGAにつなぐのに役立ちます。IPは既存のD-PHY実装に依存しており、一般的にはFPGAベンダーから入手可能です。IPは、S2IのMVDKおよび標準FPGA評価キットと互換性のあるMIPI FMCモジュールとともに、合意された共通プラットフォームで実行されるフル機能のリファレンスデザインとして提供されます。これを使うことにより、カメラを簡単に設計することが可能です。


付属品

IPコアには、Zynq7またはUltrascale + FPGA、IMX MIPI FMCモジュールを備えたS2IのMVDK用の完全なリファレンスデザインが付属しています。物理インターフェイスはAMD D-PHYコアによって抽象化されているため、たとえば7シリーズAMD FPGAなどの他のFPGAプラットフォームにもデザインを簡単に移植できます。


リソース使用率
リソース使用率


主な機能

  • FPGA技術に依存しない
  • さまざまなD-PHY実装に接続するためのPPIインターフェイス
  • 1、2、または4つのデータレーンに構成可能
  • 任意のレーンレート(使用するFPGAによって制限されます)
  • RAW8、RAW10、RAW12、RAW14、RAW16標準MIPIデータ型
  • 埋め込まれたデータのデコード
  • ピクセルのアンパックなしで、リオーダーされたバイトストリームを直接出力
  • AXI4-Liteスレーブ制御インターフェイス


利用可能なモジュール

MIPI CSI-2レシーバーIPコアは、暗号化されたVHDLとして提供されます。また、オプションとしてVHDLソースコードとして入手することもできます。AMD Artix7、Kintex7、Zynq7およびUltrascale + FPGAと互換性があります。MIPI CSI-2レシーバIPソフトウェアライブラリは、オブジェクトファイルとして提供されます。また、オプションとしてCソースコードとして入手することもできます。